オンプレミスと同じアーキテクチャだからこそ実現できる! 既存IT資産を無駄なく生かすクラウド「Oracle Cloud Platform」のユーザーメリットとは:クラウドだからと言って、もう何も犠牲にしない(3/4 ページ)
今日、「初期投資が不要ですぐに導入できて、従量課金で使える」というパブリック・クラウド・サービスの利点が、多くの企業を魅了しています。しかし、これまでのクラウド・サービスには、重要なものが欠けていました。それは「既存資産との連続性」です。お客さまがこれまでに築いたIT資産を生かせず、独自の作法を強いるサービスは、新たな囲い込みに過ぎません。これに対して、オラクルは「既存資産を生かしながら、オンプレミスとの間を自在に行き来することのできるパブリッククラウド」を提唱しています。本稿では、2015年より国内でも本格提供を開始したPaaS「Oracle Cloud Platform」の特徴とお客さまが得るメリットについて説明します。[パブリッククラウド][Oracle Cloud]
セキュリティも妥協なし。マイナンバー対応もスムーズに
クラウドに関しては、セキュリティを懸念する声もあります。それについてもご安心ください。
オラクルは米国防機関のセキュリティ・プロジェクトを創業のルーツとしており、データ・セキュリティを最重要課題の1つとして取り組んできました。データベースに格納したデータを多層防御のアプローチで守り、マイナンバー制度や個人情報保護制度にも対応しながら、内部犯行も未然に防止することのできる各種セキュリティ・ソリューションを取りそろえています。Oracle Cloud Platformでは、それらのセキュリティ・ソリューションも駆使してお客さまのデータ資産を保護します。
例えば、クラウド上で運用するアプリケーションをマイナンバーに対応させたいとします。Oracle Cloud Platformであれば、世界中で豊富な実績を持つ「Oracle Database Vault」を使い、データベースへのアクセスを緻密にコントロールすることにより、マイナンバー対応で求められる技術的な安全管理措置を容易に実現できます。
また、Oracle Cloud Platformでは、「Oracle Advanced Security」により、アプリケーションのデータが全てデータベースのレベルで暗号化されます。これにより、データ漏えいリスクに対する物理的な安全管理措置が実現されます。
これらは、いずれも企業や公共機関でマイナンバー対応に利用されているソリューションです。Oracle Cloud Platformのサービスは、それらを事前に組み込んだ状態でお客さまにご提供しています。
Oracle Cloud Platformは、実績のある最新のソリューションによって高いセキュリティが確保されたパブリック・クラウドでもあるのです。
IoT、ビッグデータ──クラウドの特徴を生かした先進システムも
クラウドならではの特徴を生かして、先進的なシステムを容易に実現できることもOracle Cloud Platformの利点です。
例えば、「Oracle IoT Cloud Service」は、世界中の企業が活用しているインメモリデータ・グリッド「Oracle Coherence」とイベント処理エンジン「Oracle Stream Explorer」を使い、短期間でIoTシステムを構築して安定運用することのできるサービスです。OracleCoherenceとOracle Stream Explorerは、キヤノン様が運用するグローバル規模のIoTクラウドでご活用いただいていますし、各国の金融機関のオンライン・トレーディング・システムでも使われています。これらを用いたIoTシステムにクラウドのスケーラビリティを付加したものがOracle IoT Cloud Serviceなのです。
同様の仕組みを他のクラウド・サービス上に作ろうとすれば、その手間とコストは大変なものになるでしょう。Oracle Cloud Platformでは、既にオンプレミスで豊富な実績を持つ先進的なソリューションを、そのままクラウド上でもご利用いただけるのです。
提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2015年9月16日
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