RubyをWindowsにダウンロードしてインストール、アンインストールする:スマホで便利な環境構築手順書(1/2 ページ)
本連載では、さまざまなソフトウェアのインストール、実行するためのセットアップ設定、実行確認、アンインストールの手順を解説する。今回は、Rubyとは何か、Rubyで動くツールの紹介、Rubyのインストールとアンインストールについて。Rubyプログラミングを始める参考にしてほしい。
本連載「スマホで便利な環境構築手順書」では、さまざまなソフトウェアのインストール手順や、実行するためのセットアップ設定、実行確認、アンインストールの手順を解説する。
少しでも分かりやすくするために画面キャプチャー/スクリーンショットの画像を中心に解説を進める。スマートフォンで読む場合は、最初に出てきたスクリーンショットの画像をタップすると、左スクロールで画像を見ながら手順を追うことができるので、スマートフォンを片手に画像を確認しながら、PCで実際に操作してみる、といったこともしやすいはずだ。もちろんネットワークにつなげず、携帯電話の回線でしか見ることができない場合もぜひ読んでほしい。
なお、インストーラーに関する基本的なことは、下記記事を参照しておいてほしい。
人気のツールを使うのに欠かせない「Ruby」とは
今回は、Rubyのインストールとアンインストール方法について解説する。バージョンは2.3.0だ。
Rubyとは、まつもとゆきひろ氏によって開発されたオープンソースソフトウェア(OSS)のオブジェクト指向プログラミング言語だ。Rubyで書いたプログラムは、Rubyの実行環境がインストールされているWindows、Linux、Macなど、さまざまなOSで動作させることができる。例えば、Ruby用のWebアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」はもちろん、「fluentd」「Chef」「Capistrano」「Puppet」「Vagrant」「serverspec」「Redmine」「Sass」「Compass」「Cloud Fundry」など、さまざまなソフトウェアがある。
今回は、このRubyのインストールとアンインストールについて解説しておこう。
本稿の環境
OS:Windows 7 Professional 32bit版+SP1
Ruby:2.3.0
Ruby 2.3.0のインストール
Ruby 2.3.0のダウンロード
下記のURLにアクセスする。
すると図1の画面が表示される。
図1の画面から、一番上にある「Ruby 2.3.0」をクリックする。
すると、ブラウザの下に「rubyinstaller-2.3.0.exe」を実行するか、保存するか、と尋ねてくるので、今回は任意のフォルダに「名前を付けて保存」を選択した(図2)。
インストーラーの起動
では、任意のフォルダに保存しておいた「rubyinstaller-2.3.0.exe」を実行して、インストールを開始しよう。「rubyinstaller-2.3.0.exe」をダブルクリックすると、「セキュリティの警告」の画面が表示される(図3)ので、「実行」を選択する。
すると、Rubyの言語選択の画面が表示される(図4)。「OK」をクリックする。
次に、「使用許諾契約書の同意」画面が表示される。「同意する」にチェックを付けて「次へ」をクリックする(図5)。
「次へ」をクリックすると、「インストール先とオプションの指定」画面が表示される。「インストール先」はデフォルトのままにしておき、オプションの「Rubyの実行ファイルへの環境PATHを設定する」と「.rbと.rbwファイルをRubyに関連付ける」にチェックを入れておく。JREと違い、環境PATHへの設定も自動で行ってくれるので、簡単だ。
図6から「インストール」をクリックする。インストールの状況が表示される(図7)。
インストールは瞬時に終わり、「セットアップウィザードの完了」画面が表示される(図8)。
「完了」をクリックして、Rubyは無事インストールされた。
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