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リアルタイムデータ連携、ビッグデータ活用の領域でも普及が進むOracle GoldenGate“Oracleユーザーにとって当たり前”のデータ連携技術とは? 【後編】(2/4 ページ)

Oracle Databaseの無停止アップグレードにおける採用事例で注目を集めるOracle GoldenGateだが、より鮮度の高い情報を求めるさまざまな企業において活用が進んでいる。先進企業における活用例と、同ツールのノウハウを豊富に蓄積したパートナー企業の声を紹介する。[ビッグデータ][高可用性/災害対策][Data Integration]

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全日本空輸は、旅客へのメール通知サービスの拡充に活用

 Oracle GoldenGateをリアルタイムデータ連携で活用している1社が全日本空輸だ。同社は国内線の搭乗客を対象にしたメール配信システムをOracle GoldenGateと「Oracle Exadata」によって拡充。例えば、「悪天候のために、予定にはなかった空港に降りなければならない」といったイレギュラーな対応が必要な場合に、この情報を必要とする利用者へ電子メールで連絡するメール通知サービスを強化したという。

 このサービス拡充に当たり、同社は現行の旅客システムへの影響を最小化する目的から、メール配信に必要なシステムを新たに構築し、大量の情報をOracle GoldenGateを用いてリアルタイムかつ低負荷で連携するというアプローチを採った。平常時のトランザクションに加えて、繁忙期やチケット発売などの混雑時でも、Oracle ExadataとOracle GoldenGateにより基幹システムに影響を及ぼすことなくサービスを提供することが可能になったという。

 「私自身もこのメール配信を受け取った経験がありますが、迅速な情報配信のおかげで、空港内における過ごし方を柔軟に変えることができました」(谷川氏)

ANAのGoldenGate導入事例

 全日本空輸のケースは、軽量なリアルタイム連携を可能にするOracle GoldenGateならではの活用例だと言えよう。

Voice of Partner:株式会社コーソル

photo Oracleサービスグループ 課長代理の藤原良氏

 Oracle GoldenGateはデータベースアップグレード時のデータ移行で使うというイメージをお持ちのお客さまが多いようですが、事業継続計画(BCP)/災害復旧(DR)、複数データベース環境におけるデータベースレプリケーションでも有効に活用できる優れた製品です。アイデアと技術力次第で、「待機系データベースを有効に活用したい」「必要なデータだけを同期したい」といったさまざまなニーズに対応することができます。

 当社は経験豊富なエンジニアを多数擁し(ORACLE MASTER Platinum保持者が45人)、豊富な実績に裏付けられたノウハウを有しています。Oracle DatabaseおよびOracle GoldenGateの特徴を生かしながらお客さまのご要望を実現いたしますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。



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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2016年8月10日

関連情報

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