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リアルタイムデータ連携、ビッグデータ活用の領域でも普及が進むOracle GoldenGate“Oracleユーザーにとって当たり前”のデータ連携技術とは? 【後編】(1/4 ページ)

Oracle Databaseの無停止アップグレードにおける採用事例で注目を集めるOracle GoldenGateだが、より鮮度の高い情報を求めるさまざまな企業において活用が進んでいる。先進企業における活用例と、同ツールのノウハウを豊富に蓄積したパートナー企業の声を紹介する。[ビッグデータ][高可用性/災害対策][Data Integration]

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“より鮮度の高いデータ”を求める企業の間で採用が拡大

photo 日本オラクル クラウド・テクノロジー事業統括 Cloud/Big Data/DISプロダクト本部 シニアプロダクトラインマネジャーの谷川信朗氏

 前編で紹介したように、異種バージョン/プラットフォームや他社データベース製品とのリアルタイムレプリケーションを実現する「Oracle GoldenGate」は、Oracle Databaseの無停止アップグレードなどにおいて、大手ユーザー企業を中心に普及が進んでいる。日本オラクルで同製品を担当する谷川信朗氏(クラウド・テクノロジー事業統括 Cloud/Big Data/DISプロダクト本部 シニアプロダクトラインマネジャー)が「Oracle Databaseユーザーにとっては、もはや当たり前のツールになってきた」と話すように、同RDBMSの利用価値をさらに高めるための定番ツールとしての地位を獲得しているようだ。

 また、さまざまな業界/業種で“より鮮度の高いデータ”へのニーズが高まるのに伴い、リアルタイムデータ連携の領域でOracle GoldenGateを活用する企業も世界中で増えている。具体的にどのような企業が、どのような目的からOracle GoldenGateによるリアルタイムデータ連携を実践しているのか? 今回は国内外における主な活用例と、Oracle GoldenGateの活用ノウハウを蓄積したパートナー各社のエンジニアから寄せられた期待の声を紹介する。

 ご承知の通り、今日の企業経営では、「ビジネスの実情を表す鮮度の高いデータを、サービス向上やビジネス革新に利用したい」という声が経営層や現場の間で強まっている。Oracle GoldenGateが実現するリアルタイムデータ連携は、そうした企業のニーズを満たすのに最適だと谷川氏は話す。

 「昨今、多くのお客さまが膨大なデータをどのようにしてスピーディに活用するかを重要な経営課題として認識されています。従来のテクノロジーでは、夜間に行う日次バッチ処理などによって“使えるデータ”を準備していましたが、“スピード”がビジネスの成否を大きく左右する今日、これでは現場や経営層が求める鮮度の高い情報は得られません。このタイムラグをなくし、いかにしてビジネスの現場の状況をデータによってリアルタイムに捕捉するか。この課題の解決にOracle GoldenGateを活用するお客さまが急増しているのです」(谷川氏)

Voice of Partner:富士通株式会社

photo ミドルウェア事業本部 サポート技術統括部 オラクルミドルウェア技術部の安藤潤一氏

 Oracle GoldenGateは、データベース移行時の業務停止時間(ダウンタイム)の最短化をはじめ、リアルタイムなデータ連携によってお客さまのビジネスプロセス革新や新ビジネス創造を実現するうえで鍵となる製品だと考えています。

 ミッションクリティカルなシステムの更改では、常にダウンタイムの最短化が求められます。このご要望にお応えするために、当社は販売当初よりゼロダウンタイムでのアップグレードについて共同検証を行い、その結果を基にホワイトペーパーを公開し、品質の高い移行サービスを提供しています。

 また、Oracle GoldenGateは複数システム間のデータ連携をリアルタイムかつ低負荷で実現するユニークな機能を備えています。当社では、企業内のさまざまな情報を活用してビジネスプロセス革新や新ビジネス創造を推進する革新的なお客さまにご採用いただいており、今後も積極的に活用を提案して参ります。



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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2016年8月10日

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