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石川編:勉強会天国「金沢」のエンジニア交流事情を紹介しようITエンジニア U&Iターンの理想と現実(42)(2/3 ページ)

「地方は都会に比べて、ITエンジニアが交流できる場所が少ない」「田舎だから技術者の交流ができない」と諦めていませんか?――ご当地ライターがリアルな情報をつづる「UIターンの理想と現実:石川編」、第2回は金沢に住むエンジニアの交流事情を、Iターンエンジニアがお届けします。

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交流を支援するフィジカルな「場」


4Fフロアの入り口においてある金箔(きんぱく)の像。金沢市で開催されているメディアアートの祭典「eAT in KANAZAWA」の開催委員長、中島信也さん(CMディレクター)です。金箔は金沢で有名な「箔一」のもので、本物の金が使われています

 エンジニアの交流をフィジカルに支援しているのが、「ITビジネスプラザ武蔵」です。

 ITビジネスプラザ武蔵は、金沢市が条例で規定しているように、「独創的なアイデアや独自の技術を基にして創造的な事業を起こす創業者の支援や、映像やデザインなどに携わる人材の育成を通じて、新たな産業を創出して産業を振興する」目的のために設立され、金沢市が運営している施設です。

 石川県金沢市武蔵町にあり、年中無休(年末年始は除く)。朝10:00から夜22:00まで使えるため、ITエンジニアや起業家が多く集まり、交流会や勉強会が活発に開催されています。

 施設で受けられるサービスを順に紹介します。

研修、会議のスペースレンタル

ALTALT マルチメディアスタジオ(左)と情報化研修室(右)
ALTALT 研修室(左)と交流室(右)

 交流会や勉強会などのイベント開催時に「会議室」などを有料で借りられます。

 少人数の会議には会議室、人数が多いイベントの際は「研修室」が良いでしょう。10〜50人入れる部屋が5つあり、プロジェクターも使えます。

 さらに大規模なイベントの場合は、「交流室」を使います。約140人まで収容できますし、マイクとスピーカーも設置されています。

 ガラス張りのおしゃれな「情報化研修室」や、撮影に使える「マルチメディアスタジオ」もあります。

 料金は22人用の情報化研修室だと、午前(10〜12時)の2時間で1500円弱。参加者が10人であれば、1人150円です。電源とWi-Fiが使えます。

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