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デジタル人材のスキルレベルを数値化? アイデミーがテスト提供開始必要なスキルを4つの区分に分けて数値化

アイデミーは個人のデジタルスキルを可視化するアセスメントテスト「DSAT」のβ版を提供開始した。デジタル人材に必要なスキルを4つの区分に分けて、それぞれのスキルレベルを数値化する。

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 アイデミーは2022年7月25日、個人のデジタルスキルを可視化するアセスメントテスト「DSAT」(Digital Skill Assessment Test)のβ版の提供を開始した。

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DSATのテスト区分(提供:アイデミー

デジタル人材に必要なスキルを数値化する

 アイデミーは法人に向けてプロジェクト伴走型内製化支援サービスを提供している。アイデミーによると「これまで支援サービスを導入した法人から、デジタル人材のアセスメントツールに関して多くの要望が寄せられていた」という。DSATはこうした要望に応えるもので、デジタル人材に必要なスキルを「スタンダード」「エンジニアリング」「データサイエンス」「ビジネスプランニング」の4つの区分に分けて、それぞれのスキルレベルを数値化する。

 スタンダードは、デジタルリテラシーの知識の理解を問うテストとなっており、出題範囲は、ビジネスやIT、AI(人工知能)、データサイエンスに関する基礎知識など。エンジニアリングは、エンジニアリングに必要なスキルと知識の理解を問うもので、コーディング能力やシステムアーキテクチャ設計の知識、システム開発手法に関する知識などが問われる。データサイエンスは、データサイエンティストに必要なスキルと知識の理解を問うテストで、アルゴリズムの基礎知識から、最新の応用技術知識に関する知識まで幅広く出題される。

 ビジネスプランニングは、デジタルを活用したビジネス企画の立案に必要となる知識の理解を問うテスト。出題範囲は必ずしもデジタルに限定しておらず、ビジネスのプロセスや手法、さまざまな価値算出方法など、ビジネスの基礎や企画知識、プロジェクト推進に関する知識が問われる。

 いずれも選択肢式のアセスメントテストで、Webブラウザから受験できる。試験時間は20〜30分程度。なお、一部の問題では(実際にコーディングする問題はないが)プログラミング言語としてPythonを採用しているという。

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