デバッグbot開発ルーム
ここからは開発ルームとして、本物のAIで動くお悩みデバッグbotの開発状況を報告していきます。前ページまでのおばあちゃんbotの中身は、ほぼ人力であるバーチャルAIでした。そのため、バーチャルAIを本物のAIに置き換えることを狙い、botの機能を1つのサービスとして作っていくことで徐々に本物のAI化を進めています。
前回は、AIによりエンジニアのお悩みを自動生成するサービスを作りました。これにより、本連載に不足していた女性エンジニアの悩みや、架空の生き物になることに憧れるような極端な悩みなど、検証に欠かせない多様な悩みを生成できるようになりました。
それらのお悩みをデバッグするためには、まずお悩みから心のバグを発見することが必要です。そのため前々回、AIによる心のバグ発見サービスを作りました。心のバグを取り除いてから具体的解決案を提示するので、バグ発見の質がとても重要です。しかしながら前々回のサービスの場合、1回の試行で質の良いバグを得る十分な性能はなく、良いバグが出るまで何度も試行する必要がありました。
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