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「KPT」を使って、チャーシュー脂浴び事件をふりかえる:バシャ! ジュー! 「グワーーッ!!!!!」(1/2 ページ)
エンジニアリングの知識と経験を総動員してある程度の家事育児ができるようになった陽太郎さんは、ある日、チャーシュー麺を作ろうと思い立ちます。豚塊肉に焼き目を付け、次の工程に入ろうと思ったそのとき、障害は起きました。
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小学生のお子さん2人+トイプードルの娘と奥さまとの5人家族で幸せに生きていたエンジニアリングマネジャーの陽太郎さん。しかし、奥さまが仕事で渡米することになり、残された4人家族の家事育児をワンオペで担うことになりました。
料理の経験がなく仕事との両立に四苦八苦しつつも、仕事で取り組んできたエンジニアリングスキルを活用してカイゼンを進め、さまざまなサポートを活用したり、ピーラーを駆使したりして、問題を一つ一つ解決していきます。
しかし、好事魔多し。ものごとがうまく進んでいるときこそ、意外なところから障害がやってくるのです――。
障害は突然に
それは妻が米国に旅立ってから数週間たったころのことでした。
不慣れだった料理も何度かイテレーションを回すことで慣れてきたある日、突然思い立ったのです。「そうだ。チャーシュー麺作ろう」
障害はそんな思い付きを実行に移した際に発生しました。
せっかくなのでチャーシューから作ろうと豚塊肉を購入、まずはフライパンで焼き目を付けます。そして隣のコンロに鍋をセットし、次工程の「ゆで」で利用する湯を沸かします。ある程度焼き目が付いたチャーシューを鍋に移そうと、フライパンを持ち上げた瞬間に、それは起きました。
バシャ! ジュー! 「グワーーッ!!!!!」
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