市場概況やSIerの声からIaaSの選択基準を探ってきた本連載。今回は視点を変えて、OpenStackを採用しているグリーの事例からクラウド活用のヒントを探る。
IaaS市場にはAWSをはじめ数多くの選択肢がある。クラウドを本当に使いこなすために、今あらためて持つべき選択・活用の着眼点とは何か? 多数のクラウド案件を手掛けるSIer、TISに中立的な観点から話を聞いた。
急速な市場変化を受けて、多くの企業がIaaS利用に乗り出す一方で、ユーザー企業のすそ野の広がりに対応すべく、IaaSの提供するサービスもPaaS層を取り込むなど高度化しつつあるようだ。本特集の第1回ではIaaS市場の今と今後を、クラウドアーキテクトの川田大輔氏が分析する。
コスト削減を目的に、多くの企業がIaaS利用に乗り出したものの、「効果が得られない」「かえって高くついた」といった例が後を絶たない。その真因は何か? IBMのクラウドマイスターに、IaaS選定・活用の勘所と、同社が米国のIaaSベンダー「SoftLayer」を買収した理由を聞いた。
IT市場調査会社の米Synergy Research Groupが発表した2013年4〜6月期の統計によると、世界のIaaS/PaaS市場は依然として米Amazon Web Servicesが他社を大きく引き離して首位に立った。
ChefをベースにしたAWS OpsWorks。実際に使ってみるとどんな感じ? 筆者が体当たりで検証。運用面でのハウツーも紹介していきます。
「OpsWorksってあれだろ? Chefでレシピを書くんだろ? 」と言ってみたけど、本当は書いたことがない人が一番幸せになれる情報。Chefがいなくてもオイシイ仕組みは作れるようになりそう!
クラウド上でのJavaやRuby、.NETを利用した開発についての記事は増えてきていますが、クラウド上でのPHP利用に関する記事は、現時点では意外と少ないです。本連載では、PHP開発で利用することを前提に、Amazon Web Services(以下、AWS)とWindows Azureの2大クラウドを比較します。PHPのエンジニア以外でも参考になる内容になっていると思いますので、ぜひお読みください
英Canonicalは、「Ubuntu 13.10」を公開した。デスクトップ版を「モバイル端末とPCの融合への第一歩」と位置付け、Ubuntu搭載スマートフォンの発売準備を進めている。
10月初めに、シトリックスシステムズジャパンがネットワークおよびクラウドに関する国内事業戦略とともに発表したCloudStackベースのクラウド構築・運用基盤製品の最新版は、水平方向、垂直方向での機能強化が進んでいる。CloudPlatformでは企業での利用に便利な機能が強化され、CloudPortalではマルチクラウド対応と各種サービスの統合提供プラットフォームへの進化が始まった。
本連載では、今後の実務利用が期待されるOpenStack界隈の技術動向を中心に紹介していきます。1回目は、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformに関する情報源や、OpenStackプロジェクト全体の振り返り、各コンポーネントの整理をしていきます。
CloudStackは、オープンソースベースのIaaSクラウド構築・運用ソフトウェア。使いやすく、機能が充実していることなどから、大規模なデータセンター事業者や組織での導入が相次いでいる。本連載では、このソフトウェアをプライベートクラウド構築に活用する方法を紹介する
SoftLayerが大規模ゲーム配信サービスのプラットフォームに採用された。2万5000ユーザーのためのリソースプロビジョニングが4時間で完了するという。
新しいトレンドやテクノロジが次々と登場する中で、今、情報システム部門は業務部門から寄せられる期待と現実の板挟みに遭っている。情報システム部門は今後どのような視点を持ち、どう振る舞えばよいのだろうか。
このままだと、多くの企業の情報システム部門は、危機を迎えることになると、ガートナー ジャパンの長谷島氏はいう。それは、企業のビジネス自体の危機につながる可能性もある。