ステップバイステップで学ぶ
初めてのWebアプリケーション・サーバ
本稿は初めてWebアプリケーション・サーバをを学ぶ読者のために、無償で入手できる「WebSphere
V3.5開発者キットCD」を使ってWebSphereによるWebアプリケーション開発を学ぶ基礎講座です。(編集局)
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第4回 WebSphere Studioで開発するための準備
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1.開発ツールのインストール |
今回は、WebSphere Studioで開発を行うための諸準備と必要な知識について解説します。本連載では、開発ツールにWebSphere
Studio 3.5とVisualAge for Java 3.5を使うことはすでに説明しています。あらためて紹介しますが、これらは、それぞれ評価版をIBMのWebサイトからダウンロードできます。
ダウンロード:IBM
WebSphere Studio 3.5.2 Entry Edition(Studio)
また、Webから申し込んで入手できる開発キットCDにはFixpack1レベルのものが入っていますが、ここでは先にインストールしたWASのFixpackレベルに合わせてFixpack2レベルのものを使います。Fixpack2のサイズはフルイメージとほぼ同じなのでV3.5.2
Entry Editionをそのままダウンロードします。Version 3.5.2のUS Englishを選択してください。言語はインストールする際に日本語を選択できるようになっていますのでご心配なく。
ダウンロード:
IBM VisualAge for Java 3.5 Entry Enterprise Edition(VAJ)
VisualAge for Java 3.5のEntry Enterprise Edition for Windowsは無料でダウンロードすることができます。しかし、『月刊ジャバワールド』5月号の付録CD-ROMには同様のインストール・イメージが入っていますので、今回はそちらを使わせていただこうと思います。もし、ダウンロードされるときは「VAJEntp1」「VAJEntp2」「VAJEntp3」の3つがあれば十分です。
インストール方法は、以下のページを参考にして行ってください。インストール作業はすべて「wsadmin」ユーザーで行ってください。
注意:Windows 2000 Server、または、Windows NT 4.0 Serverを使って評価しようとしている方は、StudioやVAJが途中うまく動作しないことがあるかもしれません。ユーザーの権限がAdministrators以外ではセキュリティ上、エラーとなる場合があるからです。その場合はwsdemoユーザーをAdministratorsにしてください。 |