座談会 「XMLの明日」
XMLはいまやIT業界だけでなく、製造、流通などのさまざまな業種でのデータ表現法として取り入れられようとしている。また、XMLの仕様についても、XML Schema、XDR、Relaxなどさまざまなスキーマ言語が提唱されている。これらは正しい方向へ向かう動きなのか、そして技術的に正しい方向へ向かうにはどうすべきかのか。 日本を代表するXMLのエキスパート4人の議論を聞こう
新野淳一
アットマーク・アイティ
2000/8/16
江島健太郎氏 XML eXpert eXchangeフォーラムのガイド。「XML雑記帳」連載中。XMLによるBtoBのエバンジェリストでもある |
川俣晶氏 「XMLを学ぼう」連載中。 株式会社ピーデー代表取締役。日本XMLユーザーグループ代表 |
檜山正幸氏 「XML深層探求」連載中。XMLコンサルタント、アーキテクト。JIS INSTAC、W3Cなどの仕様策定・標準化にも参加 |
平野洋一郎氏 日本初のXML専業ベンダーであるインフォテリア株式会社代表取締役 |
Index | |
座談会 「XMLの明日」 | |
1.XMLが分裂してしまう可能性はあるか 今は多くのインダストリーでXMLを取り入れる動きが活発だ。このままインダストリーごとにXMLの規格が分裂してしまう可能性はないのか。それを防ぐにはどうすべきか |
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2.自分だけのタグを作るな! XMLは独自にタグを定義できることが特長だが、それだけでは他社とのデータ交換ができなくなってしまう。独自のニーズを満たしつつデータ交換を実現する方法は? |
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3.XMLアプリケーションのモデルが課題 XMLアプリケーションを開発する際に、定番の見本や方法論はまだほとんど存在していない |
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