シスコ、QoSを標準サポートした安価なスイッチ製品
2002/1/24
シスコシステムズは1月22日、企業システムの高速バックボーン構築向けのスイッチ製品「Catalyst 2950シリーズ」「Catalyst 3550シリーズ」の2種類を発表した。
Catalyst 2950シリーズは、スタック可能な1Uサイズのスイッチ製品で、12〜48ポートの10/100BASE-Tポートに、2つの1000BASE-Xポートを装備する。Catalyst 3550シリーズは、Catalyst 2950と同様のポート構成を持つレイヤ3スイッチで、高速なIPルーティング機能を提供する上位機種。両シリーズともに、IPマルチキャストやQoSによる帯域制御、強力な耐障害性機能、Cisco CMS(Cluster Management Suite)というWebベースの管理ツールに対応する。
同社では、これらアベイラビリティやスケーラビリティを高める本格的なネットワーク機能を、従来までの大規模環境だけでなく、中小規模の会社やブランチ・オフィスなどの拠点にも、安価で容易に展開できるような製品ラインアップの充実を目指したという。Catalyst 2950の希望小売価格はオープンプライスだが、同クラスの従来製品より安価になるという。製品の出荷開始時期は2月1日の予定(一部製品は2月12日より出荷開始)。
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