Back Door
ハッカーやクラッカーの侵入や攻撃を受けたサーバに仕掛けられた、裏の侵入経路。
バックドアは、2回目以降の侵入をより容易にする。バックドアとしては、パスワードの不正使用などログイン操作をすることなく侵入できる方法が仕掛けられていることが多い。このような状態では、ログも消去されていると考えた方がよく、侵入の痕跡も残らない。
また自己増殖型のNimdaワームが、CodeRed IIワームによって仕掛けられたバックドアを利用していることは有名。
侵入や攻撃を受けたサーバにはバックドアが仕掛けられている可能性が高いため、すべてのパスワードを変更するなどの善後策だけではなく、OSやアプリケーションの再インストールなどが必要である。
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