REDOログ・ファイルの追加方法
REDOログ・ファイルを追加するには、リスト6のSQLを使用します。
SQL> ALTER DATABASE ADD LOGFILE('ファイル名') size ファイルサイズ;
REDOログ・ファイルの変更方法
現在使用しているREDOログ・ファイルを削除し、新たにファイルサイズの大きいファイルをメンバーに追加する場合、STATUSがCURRENTまたはACTIVEのファイルに削除コマンドを発行するとエラーが発生しますので、リスト7のコマンドでログ・スイッチを強制的に発生させ、STATUSをINACTIVEにします。
SQL> ALTER SYSTEM SWITCH LOGFILE;
そして、リスト6のコマンドを発行し、必要なファイルサイズでメンバーを追加します。
(3)チェックポイントの発生するタイミング
ログ・スイッチが発生するのは、
のタイミングとなります。注目すべきは、動的初期化パラメータの設定値です。チェックポイントはデータベース・バッファ上のデータをディスクに書き込む、非常にサーバリソースを消費する負荷の高い処理です。通常は1時間に1回くらいが適正であるとされています。
下記の動的初期化パラメータはインスタンス障害発生時に回復を行う際の時間を想定した値とします。つまり、回復時間を想定し、その時間でインスタンス障害から回復ができるようにチェックポイントを発生させることになります。この回復時間が短いと、その分チェックポイントが発生しパフォーマンス障害の原因となります。
初期化パラメータ項目
次回は「設定」項目のカーソルを取り上げます。(次回に続く)
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