近年、ソフトウェア開発は短い期間で高機能、高品質のものが求められるようになってきています。このようなユーザーのニーズに答えるためには、状況に応じてオープンソースのさまざまなライブラリやフレームワークを利用する必要があります。ライブラリやフレームワークを利用する際には、開発者はJavadocのAPIを閲覧したり、サンプルのソースコードを探すなどして、これらの利用方法を修得します。しかし、さまざまなライブラリを利用していると、Javadocの設定を行ったり、目的とするソースコードを探すだけで手間が掛かります。ここでDocJarプラグインを用いると、オープンソースのJavadocとソースコードを収集したサイト「DocJar」(http://www.docjar.com/)の検索をサポートすることにより、開発に必要なJavadocやソースコードを素早く参照することができます。
■特長
・DocJarの豊富なJavadoc、ソースコードを参照可能
DocJarに登録されている30万クラスを超える(2005年8月現在)Javadocとソースコードを参照可能です。
・Google検索をサポート
Googleの検索をサポートしており、DocJarでクラス情報を検索し、見つからない場合にはGoogleを検索するといった使い分けが可能です。
■入手方法
DocJar(http://www.docjar.com/)のサイト内のdocjar.1.0.zipのリンクよりDocJarプラグインをダウンロードします。
■使い方
・DocJar検索
DocJarで情報を検索したいクラス名を右クリックし、[Search on DocJar…]を選択することで、DocJar SearchビューにそのクラスのJavadocが表示されます。
また、DocJar Search内のアイコンをクリックすることでソースコードを表示したり、ダウンロードしたりすることができます。
・Google検索、DocJar検索
DocJar SearchビューのGoogle検索のアイコンをクリックすることによってGoogle検索画面が表示され、DocJar検索のアイコンをクリックすることでDocJar検索画面が表示されます。
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