RDT(Ruby Development Tool)は、Eclipse上でRubyのプログラム開発をサポートするプラグインです。文法チェック、コードアシスト、Test:Unitビューワー、ランナー、アプリケーションの実行、デバッグをサポートしています。
■入手方法
次のアップデートサイトからプラグインをインストールします。
ここでは、執筆時時点での安定版の最新版であるRuby Development Tools 0.6.0をインストールします。
■使い方
・準備
RDTを利用するには、Rubyの実行環境が必要です。Rubyのインストールは下記のサイトを参考にして行ってください。
次にインタプリタの設定を行います。Eclipseのメニューの[ウィンドウ]→[設定]から[Ruby]→[Installed Interpreters]を選択。[Add]ボタンを押しrubyコマンドのパスを設定します(図1)。
・プロジェクトの作成
Eclipseのメニューの[ファイル]→[新規]→[プロジェクト]から[Ruby/Ruby Project]を選択し、Rubyプロジェクトを作成します(図2)。
・ファイルの作成
Eclipseのメニューから[ファイル]→[新規]→[ファイル]を選択し、拡張子がrbのファイルを作成し、Rubyのコードを記述します(図3)。変数、メソッドの補完を行うことができます。
・スクリプトの実行
Rubyスクリプトを選択、右クリックし[実行]→[Ruby Application]を選択すると、スクリプトを実行することができます(図4)。実行結果は、コンソールビューに表示されます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.