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DataGridViewコントロールは、デフォルトではセルをクリックすると個々のセルが選択される。しかしクリックしたセルを含む行全体が選択される方が横並びのデータを認識しやすい場合が多い。
DataGridViewコントロールでは、セルがクリックされたときに選択される部分を、選択モードであるSelectionModeプロパティにより設定できる。行単位での選択のみにするには、これにDataGridViewSelectionMode.FullRowSelectを設定すればよい。
// 選択モードを行単位での選択のみにする
dgv.SelectionMode = DataGridViewSelectionMode.FullRowSelect;
' 選択モードを行単位での選択のみにする
dgv.SelectionMode = DataGridViewSelectionMode.FullRowSelect
DataGridViewSelectionMode列挙体(System.Windows.Forms名前空間)のほかの値を設定すれば、列単位での選択なども可能である*。
* 列単位での選択を使用する場合には、各列のSortModeプロパティがAutomatic(これがデフォルト値)以外でなければならない。
選択モードのデフォルト値は、行ヘッダ部分をクリックすれば行が選択され、セルがクリックされれば個別のセルが選択される「RowHeaderSelect」だ。
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