作成した.NETストアドプロシージャをOracleデータベースに配置します。メニューより[ビルド]→[(プロジェクト名)の配置]を選択します(図9)。
配置ウィザードが起動したら、[次へ]をクリックします(図10)。使用するデータ接続には、1ページ目で使用したSYSユーザー接続を使用します。もしSYSDBA権限を持つ接続が存在しない場合は[新規接続]より作成します。
[デプロイ・オプションの指定]では[アセンブリのコピーおよびストアド・プロシージャの生成]を選択します(図11)。
配置するストアドプロシージャを選択します。このとき、スキーマを[SCOTT]に変更することにご注意ください(図12)。また、SerializeEmpDataのみはローカルファイル出力を行うため、セキュリティを[外部]に変更します。ほかの2つのメソッドはデフォルトの[安全]で問題ありません(表2)。
セキュリティ・レベル | 説明 |
---|---|
安全(デフォルト) | データベース・リソースへのアクセスのみが許可される。ローカルファイルやネットワークなどの外部リソースへのアクセスは許可されない |
外部 | ローカルファイルの読み取りまたは書き込みと、ソケットやインターネット・ノードなどのネットワーク・リソースへのアクセスも許可される |
危険 | 管理されていないコードの実行を含め、制限なしの実行が許可される。ほかのすべてのセキュリティ・レベルのスーパーセット |
表2 セキュリティ・レベルの設定 |
[終了]をクリックすると配置が開始されます(図13)。
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