Console.WriteLineの出力をファイルに書き込むには?[C#、VB].NET TIPS

» 2010年04月22日 05時00分 公開
[遠藤孝信デジタルアドバンテージ]

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 Consoleクラス(System名前空間)のWriteLineメソッドは、(コンソール・アプリケーションにおいて)画面に文字列を出力するための基本的なメソッドで、C言語のprintf関数に相当するものだ。

 本稿ではConsole.WriteLineメソッドの出力を、メソッドの呼び出しはそのままで、ファイルに出力する方法について説明する。

SetOutメソッドによる出力先(Outプロパティ)の設定

 そもそも、ConsoleクラスのWriteLineメソッドは、同じくConsoleクラスのOutプロパティに設定されているTextWriterオブジェクトに対して、文字列を書き込むという動作を行う。既定では、そのTextWriterオブジェクトの出力先は標準出力(つまりは画面)である。

 Outプロパティは読み取り専用の静的プロパティだが、それを変更するためのSetOutメソッドが用意されており、任意のTextWriterオブジェクトを指定できる。つまり、WriteLineメソッドの呼び出しより前のタイミングで、ファイルに対するTextWriterオブジェクトを作成し、それをSetOutメソッドで設定しておけばよい。

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