クラウド利用時にクリアすべきリスクと課題を、「法制度」「技術」などの観点で分類してみよう。
| 大分類 | 小分類 | 
|---|---|
| 法・制度 | 国外 | 
| 国内 | |
| ITガバナンス | ITガバナンス | 
| コンプライアンス | |
| 表1 法・制度的観点からみたリスク・課題 | |
| 大分類 | 小分類 | 
|---|---|
| 技術 | ネットワークのセキュリティ | 
| ホストのセキュリティ | |
| アプリケーションのセキュリティ | |
| データのセキュリティ | |
| 表2 技術的観点からみたリスク・課題 | |
| 大分類 | 小分類 | 
|---|---|
| 運用 | サービスの監視 | 
| アクセスコントロール(ID管理) | |
| パッチ管理・脆弱性管理 | |
| インシデントレスポンス | |
| 構成管理 | |
| 監査 | クラウドサービス利用者側 | 
| 監査実施者側 | |
| 表3 運用の観点から見た課題 | |
後編では、このリスクと課題についてもう一段掘り下げた解説を行う。
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
セキュリティコンサルタント
事業開発部 
篠崎 将和(しのざき まさかず)
前職では防衛関連の組込システム開発に従事する。エンタープライズ系システム構築に携わりたくなり、2006年株式会社野村総合研究所入社。
携帯電話を利用したユーザー認証ソリューションなどのシステム開発を手掛けるかたわら、CMMIによるプロセス改善をSEPGメンバとして推進してきた。
2009年よりNRIセキュアテクノロジーズ株式会社にて、セキュリティコンサルタントとして活動中。
現在はクラウドセキュリティに関するコンサルテーションと、クラウドセキュリティ事業の開発を行っている。
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