NTTデータは10月5日、ぷらっとホームと協力し、マイクロサーバの「OpenBlocks A」にオープンソースの統合運用管理ソフト「Hinemos」の最新版を搭載した「EasyBlocks Hinemos アプライアンス」を発表した。インストールや初期設定済みの状態でHinemosが提供されるため、導入に掛かる時間と手間を省けることが特徴だ。
両社はこれに先立つ2009年から、OpenBlockS 600にHinemos 3.1を搭載した小型アプライアンス「Hinemos Light」を提供していた。ただしHinemos Lightは軽量化に主眼を置いており、ジョブ管理機能などは省かれていた。
これに対しEasyBlocks Hinemosでは、ジョブ管理機能などを強化した最新バージョン、Hinemos Ver.4.0の全機能と各種オプションが利用可能だ。システム監視機能や性能管理、ジョブ管理機能といった基本機能に加え、バージョン4.0の目玉ともいえる「Hinemosジョブマップ」やハイパーバイザを利用した「HinemosVM管理オプション」なども利用可能だ。
またハードウェアについても、最新型のOpenBlocks Aを利用することで性能が向上。小規模/部門単位のシステムだけでなく、数百台以上で構成されるより大規模なシステムでも利用可能という。
EasyBlocks Hinemos アプライアンスの価格はオープンプライス(2013年3月末までの発売記念特価キャンペーン価格は39万9000円から)で、ぷらっとホームが販売を行う。プラットホームでは同製品を通常のサーバラックに収納できるようにする専用ラックマウントキットも販売する予定だ。
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