Android向けのFacebookアプリ開発環境が大幅に刷新した。モバイル広告向けの機能も実装する
米Facebookは10月18日、Android向けSDK β版のメジャーアップデートとなる「Facebook SDK 3.0 Beta for Android」をリリースした。併せてFacebookの開発者向けWebサイト上にソーシャルアプリケーション開発のためのツールやリソースを集めたページを用意している。
今回のアップデートでは、アプリケーション開発のための機能群の改善のほか、アプリケーションの配信と宣伝を支援する機能も強化された。Android向けSDKとしては過去最大規模の刷新となるが、後方互換性は確保している。
新機能では、新しいネイティブUIコントロールとして、一般的なタスク用のFragmentとViewを用意した。“友達”をタグ付けできる「Friend Picker」、近隣の場所を表示できる「Places Picker」、プロファイル写真表示用の「Profile Pictureコントロール」、ユーザーIDなどを管理する「Loginコントロール」が利用できる。
さらに、ログインステータスがデフォルトでSharedPreferencesTokenCacheでキャッシュされるなど、セッション管理がシンプルに実装できるようになった。Facebook APIサポートも強化している。インストール広告のクリック数やインストール数を測定する機能も搭載されている。
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