10月25日、Windows 8の発売を記念して「Windows 8『前夜祭』」が開催された。前夜祭の会場はベルサール秋葉原。JR秋葉原駅の周辺では産経新聞による号外が配られ、街の通りにはWindows 8の旗が華やかに飾られた。Windows 8発売前日となった秋葉原は、まさにお祭りムードに包まれていた。
前夜祭には、日本マイクロソフト代表執行役社長樋口泰行氏が登場。時差の関係などにより、Windows 8は日本が世界で1番最初の発売となるそうだ。また、「過去最大級のマーケティング投資をしている」と樋口氏は語った。これから6カ月間、Windows 8のテレビCMが流れ続けるという。
Windows 8の魅力は、何といってもタッチパネルでタブレット端末でも利用できることだ。その中でも特に、樋口社長のお気に入りは「ピクチャーパスワード」。ピクチャーパスワードは、その名のとおり「画のパスワード」だ。これまでは数字やアルファベットでパスワードを入力していたが、自分の設定した絵や写真を設定した順番どおりになぞることで認証する仕組みである。
他には、クラウドサービスとの連携によりデバイスが違っても同じアカウントでログインすれば自動的に同期されるといったことや、日本人のニーズに合わせた機種の多様性などが挙げられた。
イベントには、デーブ・スペクター氏、声優の古谷徹氏、ブロガーの桃氏、パルクールパフォーマーの島田善氏、ガールズバンドSCANDAL、アーティストのクリスタル・ケイ氏らも駆け付け、会場を盛り上げた。デーブ・スペクター氏は、Windows 8の発売に先立ち、「このWindows 8が、日本の再発見のきっかけになればいいと思う」と語った。また、アーティストのクリスタル・ケイ氏は「Windows 8はとてもカラフルなので、今日の衣装はWindows 8カラーにしてみた」と、Windows 8への印象を衣装にして見せてくれた。
会場では、実際にWindows 8に触れるブースも多数用意され、「Windows 8『前夜祭』」は賑わいを見せた。「Windows 8はどんな楽しいことを運んできてくれるのだろう……!」そんな期待に胸を膨らまさせてくれる前夜祭だった。
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