米Microsoftは11月2日、C++11機能を新たに実装したVisual C++コンパイラのプレビュー版「Visual C++ Compiler November 2012 CTP(Community Tech Preview)」をリリースした。
米Microsoftは11月2日、ISO標準のC++11機能を新たに実装したVisual C++コンパイラのプレビュー版となる「Visual C++ Compiler November 2012 CTP(Community Tech Preview)」をリリースした。
Visual C++チームブログによると、November 2012 CTPではVisual Studio 2012開発環境で現在サポートされている機能に加え、可変個引数テンプレート、Uniform Initializationと初期化子リスト、explicit変換演算子、ファンクションテンプレート用のデフォルトテンプレート引数、生文字リテラルといったC++11の機能が追加された。
November 2012 CTPはMicrosoftのダウンロードサイトから入手でき、Visual Studio 2012をインストールしたWindows 7、Windows 8、Windows Vistaに対応する。Visual Studio 2012を起動してC++プロジェクトをロードすると、新しいコンパイラに切り替えることができる。新機能の使い方を解説した動画も併せて公開している。
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