Yahoo!検索チームは12月3日、不正利用対策とサービスの品質向上を目的に、現在提供している6種類の検索APIを有料化する方針を明らかにした。
Yahoo!検索チームは12月3日、不正利用対策とサービスの品質向上を目的に、現在提供している6種類の検索APIを有料化する方針を明らかにした。
同社は現在、「ウェブ検索API」「画像検索API」「動画検索API」「関連検索ワードAPI」「アップグレード版ウェブ検索API」「アップグレード版画像検索API」という6種類の検索APIを提供しているが、2013年3月をめどにこれらの提供を停止する。以降は、これらAPIのリクエストURLは使えなくなるという。
それに先立ち、2013年1月に新APIを公開する予定だ。新APIでは既存APIのすべての検索機能を提供するが、すべて有料プランとなる。またこれに伴い、既存の有料プランであるアップグレード版ウェブ検索APIとアップグレード版画像検索APIは提供中止となる。
停止の日付は新APIの仕様とともに、2013年1月に告知する予定だ。
料金プランは、ウェブ、画像、動画、関連検索ワードなど、全検索APIでの合計検索回数に基づいて3種類用意される。「スタンダード」は、月額399円のYahoo!プレミアム会員であれば利用でき、1日当たり500件まで検索可能。「アドバンスト」は1日当たり5000件まで検索可能で、31日間で3000円、「スーパー」は1日当たり5万件まで検索可能で、31日間3万円となる。
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