クラウド事業者の米SoftLayer Technologiesは12月4日、オープンソースのドキュメント指向データベース管理システム「MongoDB」を開発している米10genと提携し、オンデマンドで利用可能なMongoDBサービスを発表した。
クラウド事業者の米SoftLayer Technologiesは12月4日、オープンソースのドキュメント指向データベース管理システム「MongoDB」を開発している米10genと提携し、オンデマンドで利用可能なMongoDBサービスを発表した。電話とWebによる24時間年中無休のサポートなどを含んだサブスクリプション契約も用意している。
このMongoDBサービスは、SoftLayerのクラウドインフラ上で提供される。環境設定やプロビジョニングの簡素化を図っており、ボタン1つでカスタマイズされたMongoDBクラスタを構築できることが特徴。
ベアメタルクラウドサーバを利用し、MongoDBの運用に最適化したハードウェアとCentOSによって、パフォーマンスと信頼性の向上を図っている。オプションとして、エントリレベルのクアッドコアサーバから、16コアの高性能コンピューティングノードまでを用意。いずれもSoftLayerのポータル、あるいはAPIを通じて設定、管理を行える。
同サービスの料金は月額359ドルから、サブスクリプション契約は659ドルから。この料金には、Intel Xeon 1270ベースのサーバ1台と8Gバイトのメモリ、500GバイトのSATAストレージドライブ2基が含まれる。
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