ネットチャートと冨士電線は1月9日、10GBase-T/カテゴリー6A(Cat.6A)規格に対応し、スリム化を図ったLANケーブル「eco-patch10G」の販売を開始した。
インターネットイニシアティブ(IIJ)の子会社であるネットチャートと冨士電線は1月9日、10GBase-T/カテゴリー6A(Cat.6A)規格に対応し、スリム化を図ったLANケーブル「eco-patch10G」の販売を開始した。
eco-patch10Gは、カテゴリー6(Cat.6)の2倍に当たる、最大周波数500MHzの通信に利用できるCat.6A規格を採用したシールド付きケーブル。10Gbase-TならびにPoEに対応しており、高価な光ファイバケーブルの代わりに10Gbps対応機器の接続に利用できる。
最大の特徴は、直径が約5.0mmで、従来のCat.6Aケーブルに比べて約30%細くなっていることだ。このため、ラック内での配線管理、整理をしやすくなり、すっきりした配線状態を保つことができるという。また、ケーブルに利用している銅の使用量も従来製品の半分以下として軽量化を図ったため、ケーブルの重みによるコネクタなどの接合部分の傷みが少なくなることもメリットという。
eco-patch10Gの価格は1メートル4900円からで、さらに1メートル増すごとに400円となる。
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