米ネットアップは、ストレージから直接AWSにデータを複製、各種サービスを自社インフラとして利用できる新製品を発表した。データ活用を簡便に行えるという。
2013年1月22日、米ネットアップは、AWS Direct Connect経由でAWSの各種サービスと連携できるエンタープライズ向けストレージ製品「NetApp Private Storage」を発表した。
同製品では、自社内に配置したNetApp Private Storageに蓄積したデータをAWS環境に複製できるようになっている。複製したデータに対してはAmazon Direct Connectを介して、「Amazon Elastic MapReduce」や仮想サーバ環境である「Amazon EC2」、アーカイブストレージサービスである「Amazon Glacier」といったAWS側が提供するサービスを活用したデータ分析や加工が行える。
これにより、ユーザーはネットワーク環境を意識しなくてもAWSの提供するストレージ領域にデータを複製でき、自社インフラとして簡便にAWS側の提供するクラウドサービスを利用できるようになる。
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