運用管理ツールが一緒になったVMware環境管理製品ラインアップが登場する。VMware vSphere 5.1用バックアップ・リカバリツールも間もなくリリースされるという。
ヴイエムウェアは2013年2月13日、VMware vSphereの新しい製品ラインアップ「VMware vSphere with Operations Management」を発表した。
VMware vSphere with Operations Managementは、VMware vSphereとVMware vCenter Operations Management Suiteを組み合わせた製品。
また、同日VMware vSphere Data Protection Advancedも発表した。こちらは2012年8月に発表したVMware vSphere 5.1のバックアップ・リカバリ用ソフトウェアだ。両製品とも2013年第1四半期中の提供を予定しているという。
VMware vSphere Data Protectionは、EMCが提供しているバックアップ製品「Avamar」に含まれるソフトウェアをベースにしており、重複排除機能やChanged Block Tracking機能などが含まれる。VMware vSphereとバックアップ・リカバリツールが統合されるため、運用・管理工数削減につながるとしている。
VMware vSphere with Operations Management(Standard Edition、Enterprise Edition、Enterprise Plus Edition)は1プロセッサ当たり21万8000円〜を市場想定価格としている。プロセッサ当たりのコア数制限はない。現在、VMware vSphereを利用しているユーザーは期間限定で割引価格でのアップグレードが可能。
VMware vSphere Data Protection Advancedは1プロセッサ当たり13万7000円〜を市場想定価格としている。
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