テクマトリックスは2月18日、米Parasoftが開発したJavaアプリケーション向けテストツールの新バージョン、「Parasoft Jtest 9.5」の販売を開始した。
テクマトリックスは2月18日、米Parasoftが開発したJavaアプリケーション向けテストツールの新バージョン、「Parasoft Jtest 9.5」の販売を開始した。
Parasoft Jtestは、Javaアプリケーション用の単体テストツール。テストケースに基づく単体テストやソースコードの静的解析によってプログラムの問題点やエラーを検出し、Javaプログラムの品質向上と開発工数の削減を支援する。単体テスト時に作成したテストケースを基に回帰テストを自動化し、ソースコード修正時の問題の作り込みを防止することも可能だ。
新バージョンでは、Javaの最新バージョンであるJava 7に正式に対応したほか、Eclipseの最新バージョンである「Juno(バージョン4.2)」にも対応した。Windows Server 2008およびWindows 8もサポート環境に加えている。
また、フロー解析機能も強化。実行時のメモリ管理機能を改善することで、大規模なプロジェクトに対しても解析パフォーマンスを大きく向上させた。さらに、静的解析機能においては、JSP/JSFに関する新たなルールやJava 7特有の機能をチェックするルール、バグの可能性やセキュリティに関するルールなどを拡充。計1100個以上のコーディングルールに基づいてソースコードを解析し、潜在的なバグやセキュリティ問題を洗い出す。
価格は、Jtest Desktop Edition Ver.9.5が59万8000円、Jtest Server Edition Ver. 9.5は230万円。3月4日から出荷を開始する。
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