クラウド向け分散オブジェクトストレージのプラットフォームを実現する「Riak CS」を開発、販売するBashoは、Riak CSをオープンソースとして公開した。
クラウド向け分散オブジェクトストレージのプラットフォームを実現するRiak CSを開発、販売するBashoは、Riak CSをオープンソースとして公開したことを明らかにしました。
ソースコードはすでにGithubにてApache2ライセンスで公開されています。
Riak CSは、すでにオープンソースとして公開されているNoSQLデータベースのRiakを基盤にした分散オブジェクトストレージで、Amazon S3互換のAPIを備えています。開発には関数型プログラミング言語のErlangも使われており、日本法人のBasho Japanには先月、Erlangに造詣の深い力武健次氏が参加したことも話題になりました。
Bashoによると、Riak CSには次のような特徴があります。
Riak CSのオープンソース化に合わせて商用版となるRiak CS Enterpriseが発表されています。商用版には上記に加え、マルチデータセンター対応のレプリケーション、企業向けサポートなどが用意されています。
Riak CSの商用版は国内でもYahoo! JapanとIDCフロンティアが商用サービスの基盤として採用を発表しています。
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