NTTコミュニケーションズは4月26日から、OCNの「フレッツ 光ネクスト」対応プランにおいて、IPv6インターネット接続サービスを標準で提供することを発表した。
NTTコミュニケーションズは4月26日から、OCNの「フレッツ 光ネクスト」対応プランにおいて、IPv6インターネット接続サービスを標準で提供することを発表した。別途対応ルータを用意する必要があるものの、これまでオプションとして提供してきたIPv6 PPPoE接続を標準で提供することで、いわゆる「IPv6 フォールバック問題」の解決の一助になることが期待される。
対象となるサービスは、NTT東日本/西日本の「フレッツ 光ネクスト」をアクセス回線として利用するOCN 光 with フレッツ、OCN 光 「フレッツ」。企業向けサービスでは、OCN 光 「フレッツ」(IP1〜64/for VPN)とOCN 光サービス(F)となる。利用料金は無料で、申し込み手続きも不要だが、別途、IPv6 PPPoE接続に対応したルータが必要となる。
同社はIPv6インターネット接続サービスの標準提供に合わせ、対象プランの新規加入者の中から抽選で150名に、IPv6 PPPoE接続に対応した無線LANルータ「AtermWG1800HP」をプレゼントするキャンペーンを実施するという。
なおNGNを利用したNTT東日本/西日本のフレッツ光ネクストでは、インターネットへの到達性がないNTT閉域網用IPv6アドレスが割り振られた結果、インターネット接続時にIPv6からIPv4への切り替え(=IPv6/IPv4フォールバック)が発生し、接続に時間を要したり、場合によってはうまく接続できない現象が発生することが、「World IPv6 Day」「World IPv6 Launch」といった取り組みを通じて指摘されていた。
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