Herokuは5月30日、新しいプラットフォームAPIのパブリックβを公開した。
Herokuは5月30日、新しいプラットフォームAPIのパブリックβをリリースした。同社のPaaSを使った新しいアプリやサービスの構築に利用できる。
新しいAPIは、Herokuの社内で使っているものと同じコマンド&コントロールAPIから派生した。HTTPおよびJSONを使ってデータを転送する仕組みで、Herokuを他のサービスと組み合わせたり、自動化、拡張したりすることが可能になる。アプリの開発やアドオンのプロビジョニングのほか、これまではHerokuツールバーやダッシュボードでしかできなかった作業にも利用できるという。
想定される利用方法としては、スマートフォンやタブレットからHerokuをコントロールするモバイルアプリの構築、Herokuと他のサービスとの組み合わせや開発ツールとの連携、Herokuとの連携によるカスタムワークフローの自動化などを挙げている。
Herokuは同APIのパブリックβを通じてフィードバックを取り入れていく方針で、全体的なデザインに関する意見、見落としている利用ケースがないかどうか、APIを使いやすくするための提案などを募っている。
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