米Googleは6月3日、同社のApp Engineを利用したクラウドサービスを手軽にAndroidアプリに実装できる「Mobile Backend Starter」の提供を開始した。
米Googleは6月3日、同社のApp Engineを利用したクラウドサービスを手軽にAndroidアプリに実装できるツール「Mobile Backend Starter」の提供を開始した。
Googleによると、Mobile Backend StarterではAndroid向けの汎用クラウドバックエンドと汎用クライアントサイドフレームワークを提供する。デベロッパはバックエンドのコードを書くことなく、自分のアプリのためのバックエンドを手軽にセットアップできるという。
同ツールはクラウドへのデータ保存、Pub/Subメッセージング、プッシュ通知、継続的クエリなどの機能を搭載するほか、データセキュリティ対策として、Google Authenticationのサポートも組み込まれている。Google Cloud Messaging(GCM)のサポートを追加して、関心のあるイベントをアプリに通知することも可能。最初は無料で利用でき、必要に応じてスケールアップできる。
デベロッパがソースコードをGitHubからダウンロードして、自分のニーズに合わせてカスタマイズすることも可能だという。
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