東京エレクトロンデバイス、フラッシュアレイの新機種「FA-400シリーズ」を発売アクセス速度と最大容量は既存機種の2倍に

東京エレクトロンデバイスは6月7日、米Pure Storageの「FlashArray FA-400シリーズ」を同日から販売すると発表した。1秒当たりの読み書き回数と最大容量は、それぞれ既存機種の2倍の40万IOPSと100TBだという。

» 2013年06月10日 19時15分 公開
[山口哲弘,@IT]

 東京エレクトロンデバイスは6月7日、米Pure Storageの「FlashArray FA-400シリーズ」を同日から販売すると発表した。同製品はフラッシュメモリを利用したストレージアレイ装置で、既存の「FlashArray FA-300シリーズ」の上位機種に当たる。最小構成時の価格は2100万円である。

 FlashArrayは、独自のインライン重複排除や圧縮機能によって、ハードディスクドライブを利用したストレージアレイ製品並みのコストで高速なデータ入出力性能を提供するという。FA-400シリーズでは、米Intel製8コアのXeonプロセッサを採用し、1秒当たりの読み書き回数と最大容量は、それぞれFA-300シリーズの2倍の40万IOPSと100TBだという。

 さらに、ファームウェアの「Purity」をバージョン3.0にバージョンアップした。保存データに対して256ビットAESによって暗号化を可能としたほか、独自のスナップショット機能「ZeroSnap」を強化した。例えば、米VMwareが提供するストレージ連携用API「VMware vStorage APIs for Array Integration(VAAI)」のxCopyコマンドを使って、仮想マシンのクローニング処理時間を短縮できる。

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