米Amazon Web Services(AWS)は、コマンドライン形式のAWSサービス向け統合管理ツール「AWS Command Line Interface」(CLI)を正式にリリースした。
米Amazon Web Services(AWS)は2013年9月3日、AWSサービスの統合管理ツール「AWS Command Line Interface」(CLI)の正式リリースを発表した。
AWSによると、このツールをダウンロードして設定すれば、Linux、Mac OS X、Windowsのコマンドラインから複数のAWSサービスを管理できるようになり、スクリプトを通じた自動化が可能になる。コマンド形式は
$ aws SERVICE OPERATION [OPTIONS]
といった形だ。
正式版はAmazon EC2、S3、Elastic Beanstalk、Simple Workflow Seriveなど23のサービスに対応し、Amazon S3用には新しいファイルコマンドを盛り込んだ。ファイルシステムコマンド構文を利用すれば、オンラインバケットのコンテンツをリストアップしたり、ファイルを含んだフォルダをアップロードしたり、ローカルファイルとAmazon S3に保存したオブジェクトとを同期したりできるという。
CLIをダウンロードする準備として、LinuxとMac OS XではPython(2.6.x〜3.3.x)をインストールしておく必要がある。その後はeasy_installやpip、Windows MSIを使ってCLIをインストールする。
AWS CLIはオープンソースプロジェクトとして、GitHubでコードが公開されている。
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