PCサーバー「PRIMERGY」にインメモリ処理向けモデル

富士通のPCサーバー製品群「PRIMERGY」が新ラインアップを発表。ハードウェアやファシリティ情報を一括管理するツールの提供や、インメモリ処理の実行を念頭に、メモリ容量を拡大したハイエンド製品も盛り込まれた。

» 2014年05月14日 18時07分 公開
[原田美穂@IT]

 富士通は2014年5月12日、IAサーバー製品群である「PRIMERGY」の新しいラインアップを発表した。

 従来通り、Intel Xeon E3、E5製品ファミリを採用したモデルの他、E7製品ファミリ(15コア、Intel Xeon E7-8800/4800v2)と6Tバイトの大容量メモリを搭載した、インメモリデータベース処理に適した構成のラインアップ「RX4770 M1」も加わる。価格は274万4000円。同製品は「SAP HANAの認定を受けるべく準備を進めている(富士通 広報部)」という。

 同製品を含む、新ラインアップは5月上旬〜7月上旬の出荷開始を予定している。

 加えて、サーバーラックなどのデータセンターファシリティに関する情報を一括管理するためのツールも提供する。

 一部の情報については、同社「Systemwalker」などの、より上位のシステム運用管理ツールとの連携も可能だという。

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