Google Play Services 5.0がリリースに。ウェアラブル端末連携のためのAPIなどが盛り込まれている。
米グーグルは2014年7月2日、「Google Play Services 5.0」をリリースした。Android搭載のウェアラブル端末と連動するアプリ開発のためのAPIが加わった他、App Indexingなどの新機能が搭載されている。
ウェアラブルサービスでは、自動同期、継続的なデータ保存、低遅延メッセージングインターフェイスなどのAPIを提供し、ウェアラブル端末とのデータ同期や転送、メッセージのやりとりができるアプリの開発を支援する。
App Indexing APIは、ネイティブモバイルアプリケーション内のディープリンクについてグーグルに通知するためのAPIとなる。アプリ検索に履歴を表示してアプリ内部のページにアクセスしてもらいやすくするほか、アプリのコンテンツのインデックス化にも同APIで通知されたディープリンクを利用して、グーグル検索結果に反映させる。
Google Playゲームサービスには、時間制のゲームを導入するためのAPI「Quests」や、ゲームの経過をクラウドに保存してさまざまなスクリーンで利用できる「saved game snapshot API」が新たに加わった。
セキュリティAPIでは常に最新のセキュリティパッチが適用されるようになり、OpenSSLに見つかった脆弱性も修正された。Cast、Drive、Wallet、Analytics、Mobile Adsなどの更新も盛り込まれている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.