クリックテック、外国人観光客の動向を誰でも簡易分析できるアプリデータ視覚化の魅力をデモ

クリックテック・ジャパンは訪日外国人観光客の動向を視覚化し、誰でも簡単な分析ができるようにしたアプリを同社のWeb上で公開した。

» 2014年12月10日 17時27分 公開
[三木 泉,@IT]

 「セルフサービスBIツール」「データディスカバリツール」などと呼ばれるソフトウェアツールの魅力を知ってもらおうと、クリックテック・ジャパンは訪日外国人観光客の動向を視覚化し、誰でも簡単な分析ができるようにしたアプリ、「Visualize Japan Tourism」を同社のWeb上で公開した(公開URLはhttp://www.qlik.com/japantourism)。

 クリックテックは、「Qlik Sense」というセルフサービスBIツールを提供している。「Visualize Japan Tourism」は、この製品を使ってつくったダッシュボードのようなページ。外国人観光客の都道府県別訪問者者数や物品購入場所、為替レート、国別の日本アニメの契約数など、公開されているデータを組み合わせて、各種グラフにより視覚化。特定の国や都道府県などに注目し、ドリルダウンするなどして、各種要素の関連性を探れるようになっている。

ここでは沖縄に注目してみた。左の棒グラフでは、沖縄県への来訪外国人観光客が2013年に急増していることが分かり、右のツリーマップでは、台湾からの来訪者が大きな比率を占めていることが分かる

 Qilk Senseのようなツールのメリットは、ツリーマップをはじめとした各種グラフ要素により、大まかな傾向を直感的に把握でき、気になるところをより詳細に確認するなどして、誰でも知見を得やすいところにある。今回のアプリでは分からないが、この種のツールでは、新たなデータソースをユーザー自らが探し出して組み合わせ、能動的にデータの探索や分析もできるようになっている。

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