中小規模向けDB「PSQL v12」がマルチテナント、多言語対応に中小企業のグローバル展開を視野に

中小企業向けDB「PSQL v12」がマルチテナント、多言語、クラウド環境に対応。運用コストを抑えたグローバル対応システム構築を支援する。

» 2015年02月02日 14時42分 公開
[@IT]

 エージーテックは2015年2月2日、「PSQL v12(日本語版)」の提供を開始した。PSQLは米Actianが開発するデータベースソフトウェア。アプリケーション組み込み型データベースでありながら、SQL92に対応したSQLインターフェースを持っており、マルチテナントでの利用にも対応する。価格は23万7000円〜(サーバー版10ユーザーライセンスの希望小売価格)。

 同製品は下位互換性を重視しており、データベースのアップグレードに際して、アプリケーション側の改修リスクが少ないことが特徴だ。同社では「エージーテックビジネスパートナー」というパートナープログラムを提供しており、無料登録を行うことで、技術サポートや開発版の無償提供、その他ツール類の無償提供も行っている。

 v12では、クラウド環境での利用を想定したライセンス体系を採用、コアライセンスやユーザー数、セッション数によるライセンス体系を採用するデータベース製品と比較してコストメリットが出やすくなっている。ライブマイグレーション機能も盛り込んでおり、DBAなしで無停止での運用を計画しやすくなった。さらに、SQLインターフェースのUnicode化も行い、単一のシステムで複数テナントでそれぞれの地域言語にローカライズして利用するケースにも対応できるようになっている。

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