特集
» 2015年05月22日 05時00分 公開

無料で入手できるドキュメント/電子書籍で勉強しよう特集:フレッシュマン企画(2/2 ページ)

[かわさきしんじ,Insider.NET編集部]
前のページへ 1|2       

マイクロソフトが提供するドキュメント

 マイクロソフトのWebサイトは.NET開発者にとっての宝の山である。日常的に使うものといったら、MSDN内の各種APIリファレンスがその筆頭に挙がるが、それ以外にも開発者のスキルや知識を向上させるためのドキュメントが多数提供されている。

 以下では、Visual Studio(以下、VS)/SQL Server/Microsoft Azure(以下、Azure)の分野に分けて、マイクロソフトが「自習書シリーズ」と銘打って提供しているドキュメント群を主に取り上げていく。

VS(Visual Studio)関連の自習書

 VSを使用した.NETプログラミングに関連するドキュメント/自習書は以下のページから入手可能だ。

「Visual Studio 技術情報」のページ 「Visual Studio 技術情報」のページ

 「自習書 (Do-It-Yourself シリーズ)」ページではVS 2012/VS 2010/VS 2008を対象とした学習用コンテンツが、その次の「Visual Studio 技術情報」ページでは主にVS 2012とVS 2013を対象とした学習用コンテンツが提供されている(VS 2015 Previewを対象としたファーストステップガイドも現在では掲載されている)。

 これらのページからは自習書紹介ページ、または自習書(PDFファイル)にアクセスできる。前者(「自習書 (Do-It-Yourself シリーズ)」ページ)からアクセスできるページでは多くのコンテンツがPDFファイル/XPSファイル/Webページとして提供されている*1。家に帰ってからPDFを見ながらじっくりと学習したい方はPDFファイルを、オンラインでざっくり理解したい方はWebページを利用するのがよいだろう。後者の「Visual Studio 技術情報」ページでは各種ホワイトペーパーなども紹介されている*2

 「データ アクセス自習書」ページでは、VS 2010を対象にデータベース/データアクセステクノロジがどのような変遷をたどってきたかや、SQL Serverへのデータアクセス手法を学習するためのコンテンツが紹介されている。

*1 2015年5月18日時点では、VS 2010用の「ASP.NET による Web アプリケーション開発の基礎 (全 19 回)」のリンクをクリックすると、ASP.NETの公式サイトにリダイレクトされてしまう。この記事を読みたい方はTechNet内の同内容のページを参照されたい。

*2 このページには多くの人が興味をひかれるであろう「実践! Azure と Visual Studio を活用した高速開発・テスト」というリンクがあるが、2015年5月18日時点では残念ながらリンク切れの状態だ。恐らくこのページで提供していたと思われるドキュメントには「開発・テストでこそ使いたい Microsoft Azure」からアクセスできる。またはこのリンクからもダウンロード可能だ。


 上記のページ以外にも「Visual Studio 技術ガイド」からも多くのドキュメントが入手できるので、そちらも覚えておくとよいだろう。

SQL Server自習書

 SQL Serverについても膨大な量のドキュメントが提供されている。

「SQL Server 2014 自習書シリーズ」のページ 「SQL Server 2014 自習書シリーズ」のページ

 SQL Serverのバージョンごとに、基礎的な内容、実践的な内容、新機能紹介など、さまざまな自習書が用意されている。SQL Serverを使ってみたい、使いこなしてみたいという方にはおすすめだ。

Microsoft Azure

 Azureについても自習書が用意されている。ただし、これらの中にはAzure環境を考慮した.NETプログラミングの自習書はない。どちらかといえば、ITプロ向きの内容の自習書が取りそろえられている。

 前者からはAzure仮想マシンの立ち上げ/Windows ServerのAzureへの移行/企業内システムとAzureのVPN接続/Azureを利用したファイルや仮想マシン、Windows Serverのバックアップ/Azure上でSQL Serverを使用するためのベストプラクティスなど、12個の自習書が手に入れられる。

 一方、後者では、上記のファイルを含む19個の自習書をまとめて(あるいはいくつかを選択して)ダウンロードできる。前者でまだ提供されていない自習書としてはAzureによるスケーリング/Azure Site RecoveryによるHyper-Vサイトの災害復旧対策/コマンドラインによるAzureの管理/Azure Active Directory/AzureでのChefの利用などがある。これらのトピックに関心のある方は後者から必要なものをダウンロードするとよい。

その他

達人出版会

 電子書籍専門の出版社である「達人出版会」でも何冊かの電子書籍が無料で提供されている。

 最初の3冊は、WIREDの創刊編集長を務めたケヴィン・ケリー氏が自身のブログでCreative Commonsライセンス(CC BY-NC-SA)の下、公開している記事を堺屋七左衛門氏が翻訳したもの。プログラミングに直接関連するものではないが、進化した技術と社会の関わりについての示唆に満ちている。息抜きに、あるいは新たな視点の獲得のために読んでみるとよいだろう。

 「未来の図書館を作るとは」では前国立国会図書館館長の長尾真氏が知識の在り方、電子書籍の時代、知識インフラ、そして未来の図書館について語っている。これからの情報の蓄積のありように興味がある方は目を通してみてはいかがだろうか。「CSS 2.1仕様 日本語訳」はW3CのCSS 2.1仕様を中村主水氏が翻訳したもの。Web系の開発に携わっている方ならダウンロードしておいて損はない(現在はまだベータ版)。また、GitHub上にある訳者のページでは、その他のW3C仕様の日本語訳も進められている。興味のある方、翻訳を支援したいという方はそちらも参照されたい。

@IT eBook

 本フォーラム「Insider.NET」を提供している@ITでも、各フォーラムの人気連載記事を電子書籍化したものを無償で提供している(ただし、アイティメディアIDへの登録が必要だ)。

 DevOps、Excelマクロ/VBA、Windows 7、Unityなど、本フォーラムの読者の方が興味を持ってくれそうなタイトルも用意されているので、よろしかったら、アイティメディアIDに登録して書籍を入手してみていただきたい。


 本稿では、無料で入手でき、開発者としての知識やスキルを向上させるのに有用なドキュメント/電子書籍を紹介してきた。これらの情報が皆さんのお役に立てば幸いだ(ボクも勉強しようっと!)。

「特集:フレッシュマン企画」のインデックス

特集:フレッシュマン企画

前のページへ 1|2       

Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。