テラデータがオープンソースPrestoの取り組みロードマップを早めた。エンタープライズ用途のODBC/JDBCドライバーを無償提供する。
米テラデータは2015年9月28日、オープンソースPrestoの取り組みロードマップを早め、エンタープライズ用途のODBC(Open Database Connectivity)/JDBC(Java Database Connectivity)ドライバーを無償提供することを発表した。
同社は2015年6月にオープンソースに対する取り組みのロードマップと、Prestoの商用サポートを発表。Prestoコミュニティからのフィードバックを受け、新たなドライバーの開発を早めた。当初の2016年中頃予定から、ODBCドライバーは2015年第4四半期に、JDBCドライバーは2016年第1四半期に提供を早める。
新たなドライバーは、企業が大規模な対話型分析クエリの実行をするための分析環境を提供し、既存のSQLビジネスインテリジェンスおよび可視化ツールをPrestoから、より効果的に利用することを可能にする。使い慣れたODBCとJDBCのインターフェースを活用できることで、企業はデータレイク上のビジネスアプリケーションも容易に開発できるようになるとする。
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