米アマゾンは2016年1月28日(米国時間)、2015年第4四半期および2015年の同社の業績を発表した。これによると、Amazon Web Servicesの2015年通年の売上は約79億ドルと、前年比で7割増加した。営業利益率は2015年第4四半期には28.6%に達している。
米アマゾンは2016年1月28日(米国時間)、2015年第4四半期および2015年の同社の業績を発表した。これによると、クラウドサービスAmazon Web Services(AWS)の2015年通年の売上は約79億ドルと、前年比で7割増加している。
アマゾンが発表したAWSの2015年第4四半期売上は24億500万ドルと、前年同期比で69.4%増。2015年第3四半期に比べても、15.3%伸びている。一方、2015年通年の売上は78億8000万ドルで、2014年の46億4400万ドルに比べ、69.7%増となっている。
アマゾンがAWSをセグメントとして切り出して以来の、同セグメントの四半期ごとの業績推移を可視化したのが下のグラフ。2014年第2四半期における大幅な値下げが一因で、2014年第2、第3四半期の売上は伸び悩んだ。だが、2015年を通じてリニアにビジネスが成長している様子がうかがえる。
印象的なのは折れ線グラフで示している営業利益率の推移。2014年第2四半期は7.7%に落ち込んだが、2015年は一貫して向上し、2015年第4四半期には28.6%に達している。
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