グーグルは2016年3月21日(米国時間)、同社PaaSの「Google App Engine(GAE)」で、Node.jsのベータ提供開始を発表した。Python、Java、PHP、Goに次ぐ対応となる。
グーグルは2016年3月21日(米国時間)、同社PaaSの「Google App Engine(GAE)」で、Node.jsのベータ提供開始を発表した。GAEはこれまで、Python、Java、PHP、Goのランタイムを提供してきた。Node.jsはこれらに次ぐ対応となる。
ブログポストでは、GAE上でNode.jsを動かす際、開発者は自らが親しんでいるツールやデータベースを活用できると強調している。また、gcloud npm モジュールを通じ、Google Cloud Platform上の「Google BigQuery」「Google Cloud Pub/Sub」「Google Cloud Vision API」をはじめとする各種APIやサービスを活用できるとする。特にVision APIについては、「Vision APIのようなサービスにより、グーグルのユニークな技術をクラウドで活用し、あなたのアプリケーションに命を吹き込むことができる」と書いている。
ブログポストは、「Node.js開発者をCloud Platformに迎えられてうれしい。あなたたちの生産性をできるだけ高められるように、今後も投資を続けていくことをお約束する。これは始まりに過ぎない。Cloud PlatformにおけるNode.jsサポートの次の波に向け、耳を澄ませていてほしい」としている。
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