OSのソフトウェアキーボードやタッチキーボード(Windows 8以降のタブレットデバイスなど)を利用できる環境であれば、それらを使って正しいパスワードを入力することができるでしょう。
Windowsの場合は、ログオン画面でも「コンピューターの簡単操作」機能の「スクリーンキーボード」を開始できます(画面3)。英語キーボードと誤認識されている場合、英語配列のスクリーンキーボードやタッチキーボードが起動するので、キーに表示されている通りに文字を入力できます。
日本語キーボードが英語キーボードと誤認識されている場合でも、英語キーボードの配列に従って入力すれば、正しい文字を入力できます。例えば、「@」は[Shift]+[2]キーで入力できます。
以下の表1に、キーボードの誤認識で問題になりそうな記号をピックアップし、正常な日本語キーボードでのキー操作と、英語キーボードとして誤認識されているときの日本語キーボードからのキー操作をまとめてみました。この一覧を作っていて思ったのですが、「`」や「^」って日常的に入力することがないので、正常な日本語キーボードでもキー操作に迷いますね。
岩手県花巻市在住。Microsoft MVP:Cloud and Datacenter Management(Oct 2008 - Sep 2016)。SIer、IT出版社、中堅企業のシステム管理者を経て、フリーのテクニカルライターに。マイクロソフト製品、テクノロジーを中心に、IT雑誌、Webサイトへの記事の寄稿、ドキュメント作成、事例取材などを手掛ける。個人ブログは『山市良のえぬなんとかわーるど』。
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