あらゆるモノをインターネットを介してつなげる「IoT(Internet of Things)」や、そこから取得したデータを分析してビジネス価値を得るビッグデータ活用を実現するための道具立てが整いつつある今日、多くのビジネス領域で導入に向けた機運が高まっている。この新たな領域へのチャレンジをスピーディに支援すべく、オラクルはオンプレミスのみならずパブリッククラウドでも多彩なIoT&ビッグデータソリューションを提供している。オラクルならではともいえるそれらのクラウドサービスの特徴を、日本オラクルの杉達也氏と大橋雅人氏に聞いた。
図中のビジネス価値(アクション)には、オンプレミスの業務アプリケーションに加えてOracle CloudでSaaSとして提供される業務アプリケーションなどが該当し、それらが即時アクション指向IoT(Oracle Internet of Things Cloud Service。以下、Oracle IoT Cloud Service)、センサー分析指向IoT(Oracle Database Cloud Service/Big Data Cloud Service)の仕組みと連携してIoT&ビッグデータ施策の成果をビジネス価値に変える役割を果たす。
オラクルがIn-Memory DatabaseとBig Data SQLで示す「データベースの未来」
日本オラクルは2014年7月、データベースクラウドとビッグデータをテーマにしたイベント「Oracle DBaaS & Big Data Summit」を都内で開催した。これまでにない新たなデータ活用を可能にする新製品「Oracle Database In-Memory」などの国内リリースを記念して開催された同イベントの基調講演の内容をダイジェストで紹介する。[プライベートクラウド/データベース統合][ビッグデータ][Oracle Database 12c][Big Data][Engineered System]
ビッグデータを企業のメインストリームで活用可能にするOracle Big Data SQLのインパクト
「Hadoop上のビッグデータは、企業の基幹データベースのデータと組み合わせて分析することで、初めて大きな価値を生む」──このコンセプトの下にオラクルが開発したのが、HadoopとOracle Databaseを統合したデータ分析を可能にする「Oracle Big Data SQL」だ。[ビッグデータ][Big Data]
いつものSQLでHadoop操作を。“フツーの会社”のためのビッグデータ活用基盤とは
「先進企業の活用事例により、Hadoopがもたらすビジネス価値は理解できた。しかし、このテクノロジーを自社で使いこなす自信がない……」──今、そうした企業から熱い注目を集めているのが、Oracle Databaseで培った既存の資産/スキルを生かしたビッグデータ活用を可能にするオラクルの「Oracle Big Data Appliance」「Oracle Big Data SQL」だ。[ビッグデータ][Big Data][Engineered System]