Nimble Storage、約400万円のオールフラッシュストレージ製品を国内投入機能は上位機種と共通

米Nimble Storageの日本法人であるNimble Storage Japanは2016年8月25日、同社のオールフラッシュストレージ「Nimble Storage AFシリーズ」の新製品として、エントリーモデル「AF1000」を発表した。

» 2016年08月26日 08時01分 公開
[三木 泉@IT]

 米Nimble Storageの日本法人であるNimble Storage Japanは2016年8月25日、同社のオールフラッシュストレージ「Nimble Storage AFシリーズ」の新製品として、エントリーモデル「AF1000」を発表した。

 希望小売価格は最小構成(物理容量6TB、有効容量20TB)で4万米ドル。現時点での為替レートで日本円に換算すると、400万円強ということになる。筐体は他のモデルと同一の4Uサイズ。物理容量46TB/有効容量165TBまで拡張可能という。

AFシリーズは全機種同一の筐体

 AFシリーズは、ハイブリッドストレージ「Nimble Storage CFシリーズ」を提供してきたNimble Storageが2016年になって投入したオールフラッシュストレージ製品シリーズ。重複除外、データ圧縮、スナップショット、レプリケーションなどの機能を搭載する一方、特徴的な機能としてログのオンライン解析により予防保守を可能にする「InfoSight」サービスを提供している。

 AFシリーズは、CFシリーズと共通のOSを搭載している。このためレプリケーション先をCFシリーズとする、あるいはAFシリーズとCFシリーズを併用することで、コスト効率を高められるとNimbleはいう。

 新製品も、エントリーモデルながら、AFシリーズの特徴を全て備えているという。

 Nimble Storage Japanは合わせて、「CSシリーズ」も一新したと発表した。新シリーズでは性能向上、IOPS単価/実効GB単価の引き下げ、最大容量の向上などを実施。ハイエンドモデルの「CS7000」は、23万IOPS/有効容量2.4PBを達成しているという。

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