Horizonから「BGD panel」メニューを開くと、その時点の稼働状況を確認できます(図18)。
最初の状態では、ブルーの背景で「Serviced by Blue」と表示されているはずです。本番系のフローティングIPアドレス(FloatingIP)「10.0.0.10」は、「ブルー系」であるネットワーク「www-blue」に割り当てられていることも確認できます。
続いて、2つのWebサーバがロードバランスされているかどうかも確認しましょう。本番系フローティングIPアドレスが割り振られているWebサーバ(上記の例では、http://10.0.0.1/cgi-bin/index.cgi)に何度かアクセスしてみてください。表示されるホスト名を確認し、文字列が切り替わればOKです(図19)。
「グリーン系」にもアクセスしてみましょう。開発系フローティングIPアドレスが振られているWebサーバ(上記の例では、http://10.0.0.20/cgi-bin/index.cgi)にアクセスすると、以下のグリーン系の画面が表示されます(図20)。
なお、Webサーバの自動設定には若干の時間がかかります。アクセスしても画面が表示されない場合は、インスタンスのコンソールログから、「Cloud-init」が完了していることを確認してみてください(図21)。しばらく待てば終わるでしょう。
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