AWS、最大330万IOPSのI3仮想インスタンスを提供開始、東京リージョンでもre:Invent 2016で発表済み

Amazon Web Services(AWS)は2017年2月23日(米国時間)、2016年の同社年次イベント「AWS re:Invent 2016」で発表していた最大で仮想CPUを64、メモリを488GB、NVMe SSDを15.2 TB搭載する仮想インスタンス群である「I3インスタンス」を、東京を含む15のリージョンで提供開始したと発表した。

» 2017年02月27日 09時14分 公開
[三木泉@IT]

 Amazon Web Services(AWS)は2017年2月23日(米国時間)、2016年の同社年次イベント「AWS re:Invent 2016」で発表していた最大で仮想CPUを64、メモリを488GB、NVMe SSDを15.2TB搭載する仮想インスタンス群である「I3インスタンス」を、東京を含む15のリージョンで提供開始したと発表した。

 仮想CPU、メモリが大量であるのに加え、NVMe SSDを採用している点も新仮想インスタンスシリーズの特徴。4KBブロックで最大330万IOPS、シーケンシャルアクセススループットは最大16GB/秒だという。既存I2インスタンスと比較すると、I3インスタンスではストレージがより安価で密度も高いため、CPUコア当たりのIOPSとネットワーク帯域幅を大幅に増やせるとしている。

 インスタンスの選択肢とスペックは下図の通り。

 I3インスタンスは、米国東部(北部バージニア州)、米国西部(オレゴン州)、米国西部(カリフォルニア北部)、米国東部(オハイオ州)、カナダ(中央部)、南米(サンパウロ)、EU(アイルランド)、EU(ロンドン)、EU(フランクフルト)、アジア太平洋(シンガポール)、アジア太平洋(東京)、アジア太平洋(ソウル)、アジア太平洋(シドニー)、アジア太平洋(ムンバイ)、AWS GovCloudで提供開始された。

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