Google Cloud Platform、15のサービスで永久無料枠を提供開始Google Cloud Next ’17

米グーグルは2017年3月10日、Google Cloud Next 17の3日目の基調講演で、15のサービスにおける永久無料枠を発表した、また、新規ユーザーを対象に、12カ月間有効な300米ドル分の無料試用権を提供開始した。

» 2017年03月13日 06時07分 公開
[三木泉@IT]

 米グーグルは2017年3月10日、Google Cloud Next 17の3日目の基調講演で、15のサービスにおける永久無料枠を発表した。提供開始済みで、日本からも利用できる。Google Cloudのプロダクトディベロップメント担当バイスプレジデントであるサム・ラムジ(Sam Ramji)氏は、「これがオープンな開発の姿だと私たちには見える」と語った。

 また、新規ユーザーを対象に、12カ月間有効な300米ドル分の無料試用権を提供開始した。こちらは基本的には全てのサービスに使える(一部制限あり)。

 永久無料枠の対象となるサービス名と月当たりの制限は次の通り。なお製品によっては、下記以外にも制限がある。

  • Google Cloud Engine(米国リージョンのf1-micro 1インスタンスおよびHDD 30GB)
  • Google Cloud Storage(5GB)
  • Google Cloud Datastore(1GB、読み出し5万回、書き込み2万回、削除2万件)
  • Google App Engine(24インスタンス時間/日、Cloud Storage 5GB、共有memcache)
  • Google Pub/Sub (メッセージ10GB)
  • Google Cloud Functions(呼び出し200万回)
  • Google Container Engine(5ノード以下、ただし仮想マシンの課金はあり)
  • Google Cloud Container Builder(120ビルド時間/日)
  • Google Cloud Source Repositories(プライベートホスティング1GB)
  • Google Stackdriver(ログ5 GB、保持期間7日)
  • Google BigQuery Public Datasets(クエリ1TB)
  • Google Cloud Vision API(1000ユニット)
  • Google Cloud Speech API(60分)
  • Google Cloud Natural Language API(5000ユニット)
  • Google Cloud Shell(無制限、永続ストレージ5GB付き)

[取材協力:グーグル合同会社]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

Microsoft & Windows最前線2025
AI for エンジニアリング
ローコード/ノーコード セントラル by @IT - ITエンジニアがビジネスの中心で活躍する組織へ
Cloud Native Central by @IT - スケーラブルな能力を組織に
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。